くまのみ不動産サービス
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2020年05月28日
スタッフブログ

生活保護受給者の入居を断る大家さん、不動産屋さん

過疎がじわりじわりと進む日田市にある当店の場合、生活保護受給者のお部屋探しは1年の内に1度くらいしかないのですが、部屋を探す、大家さんから入居の許可をいただくはすごく労力がかかります。
先日、久しぶりに生活保護受給者の方の部屋探しがありましたので、少し書いてみました。

日田市の場合「支給家賃」は26,600円・・・まず住める部屋ありません。

この支給上限額の家賃、日田市には、まずありません。
他、自治体も支給金額の違いはありますが、どこも右から左にあるような金額ではないと思います。
従って家主に減額交渉などが必ずあります。が、当然、断られるケースも多いです。

「貸し出す」と家主や不動産会社が「最後まで面倒をみる現実」

受け入れてもらえる所があれば、当社は紹介、入居して頂くという立場です。

昔と違い、今は保証人協会というものがあります。
格段に入居させやすくなりました。

それでも高齢者には連帯保証人さんは用意してもらっています。ただし、高齢者に高齢者の連帯保証人を連れてこられても無理な話です。
また、心を患っている方は、今は良くてもいつまた再発するかわからないので、断っています。(というか家主さんから断られます。)

当社が管理している物件で、相談に乗ってくれそうな家主さんもいましたが・・・知り合いからの頼みでそういう方を入居、抱えてしまい。しかも連帯保証人事実上のなし。
契約書を作ることを頼まれて、保証協会を入れるようにいったんですが、付き合いがあるからと、そのまま。
案の定数年後には大トラブル。やっとのことで今春、退去してもらい、家賃は一部滞納・部屋の中はボロボロ、あまりにも汚くて2DKの部屋全部をフローリング張替なおし窓ガラスを押さえるパッキンはカビで真っ黒だったので打ち直し、浴室・浴槽も変色。流し台ボロボロと散々だったので、今回、返ってきた答えは「二度と貸さない」でした。

その後、日田市内の話を聞いてくれそうな不動産会社に声をかけましたが、「賃料を下げてまでいれない。」「いま、生活保護受給者を入れてトラブルになっている」「入れても次いくところがないので、死ぬまで面倒みるはめになる。」「精神を患っている方は断る。」等

結局、今回は受け入れてくれる所がひとつもなく、帰っていただきました。



家賃を頂戴しても「到底割に合わない現実」

「生活保護受給者」の方で、社会復帰される方もいると思いますが、そういう方は、僕の周囲にはなく、トラブルがらみの家主や隣地・隣接者のご厚情にかまけた「住宅家賃支給制度」です。
自治体も病院もお願いを云うばかりで、後の面倒は家主・不動産会社なのでなかなか理解を得られないのでしょう。

今回の部屋さがしの2日前にあった話ですが、3棟並んだ貸家の真ん中のお家の入居者さんが「受給者」のおばあさんで隣のお宅の玄関の呼び鈴を出てくるまでずっと鳴らすそうです。

夜、隣の家のご主人が電話かけてきて「何とかならないか?」と半ばノイローゼ気味に言って来ましたが、元々、それを承知で、「お金を無心されても渡さない事、金物の貸し借りをしないこと、家に呼ばないこと」を条件に家の中をフルリフォームして家賃を安くして入居してもらいました。ただ参っているようです。
多分、お金を貸すか何かしたのでしょうね?

家主さんが強く注意するとしばらくはおとなしくしているのですが、この繰り返しで10年、20年です。

町内や近所の人に「100円貸してくれ、50円貸してくれ」で声をかけ、お金も数日後には返してくれるそうですが、それと同時にまた「100円貸してくれ」の繰り返し、また雑種の中型犬も黙って室内で飼っていて、死んだら、また、どこからか拾ってきて、今で3代目ということでした。

家主さんが「前の犬はどうしたの?」と聞くと「食べた。」としか言わないそうです。多分冗談だと思いますが・・・

前入居者もあまりにもしつこく「貸してくれ」というので、しないように元々注意は受けていたのに、誤って50円貸したら次から次へと、最後は車で出かけようとしたら車の前に飛び出してきて「50円貸してくれ~!」だったそうです。今の入居者にもこのこと話していたんですけどね・・

元々はそのおばあさんの親が借りていた貸家で、親は亡くなり、おばあさんだけが残って契約書のやり取りはしていないそうで、そのまま居着き、支給費は市から直接もらっていると家主は言っていました。

市に他に移ってもらうように言っても、事実上無理らしく、亡くなるまで、もしくは病院に入るまでは家主が面倒を見る羽目に。
経済的損失が多き過ぎると言っていました。

今日夕方、おばあさんの家の前を車で通ると犬が元気なんですね。逆におばあさんを引きずって散歩にいってました。

可哀そうだから入居させてあげたい気持ちもあるのですが、年々、入居が厳しくなるのが現実です。


エイ〇ルやアパ〇ンのような業者やその出身者であれば、息を吐くように嘘をつき、生活保護受給の理由も偽って、ためらいなく入居させるのでしょうが・・・(何度かやられました。)

日田に元々ある不動産会社さんまじめな方が多いので、正直に家主に話して断られるのでしょうね。


なんか話がすっかり脱線してしまいました。
やめます。



おわりです。
この記事を書いた人
青栁吉彦 アオヤギヨシヒコ
昭和43年12月25日生まれの51歳です。 創業して約12年、業界には約30年となりました。 地元出身・地域密着で誠心誠意みなさまのお世話をさせて頂きます。 趣味はマリンアクアリウム・オカメインコ飼育・ウサギ飼育・読書・書道(初心者)・ひとり焼肉・ひとりキャンプ(また復活したい)です。 太り過ぎてしまったので、近々、ダイエット運動する(予定)
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