不動産売却の流れその①事前準備と相談
さぁ不動産を売却しようと思った時、みなさんはどこから手をつけますか?いきなり不動産会社に電話をしますか?赴きますか?まったく準備していなければ、何から伝えて良いかわからないですよね?でも、まったく準備せずに電話する。赴くが意外に多いんです。
①購入時の物件概要書(パンフレット等)
戸建てなら、取得した当時の不動産業者さんや建築業者さんから頂いた資料。
マンションであれば、販売時のパンフレットや図面等です。
状況把握と価格査定に必要となります。(あれば助かります。)
②登記事項証明書(土地・建物登記簿謄本)
不動産を取得した当時、登記終了後に登記済み証(俗に言う権利証)と合わせて司法書士さんから頂いていると思います。
電子化されてない古いものであれば、最寄りの法務局で改めて取得する方が良いかもしれません。1筆あたり600円です。
③固定資産税納付通知書
毎年5月過ぎてくる4期に渡った請求書が入っている「アレ」です。(笑)
「固定資産税課税名寄帳」を市役所の税務課で取得してもらっても良いですが、その際には「〇〇〇名義になっている不動産すべて」というと良いかと思います。課税されているものが通常出力されますが、共有名義になっているもの等は筆頭名義が別な方になっていて出力されなかったりします。
登記面積と固定資産税上の面積に大幅な違いがないかをチェックします。また登記費用の算出に使ったりします。
④間取り図・各測量図
販売時の間取り図や公図、建物図面、地積測量図です。
公図や建物図面、地積測量図は最寄りの法務局で取得できます。1通450円です。
状況把握と価格査定に必要となります。
⑤建築確認通知書(戸建てのみ)
適法で建物が建てられたとわかるものです。
どのような条件で建築許可を取ったかがわかります。
建築図面が添付されていますので、現状と差異がないかチェックするものになります。
決済終了後、買主さんに引き渡す書類でもあり、買主さんが後日リフォームすることになった際等に必要となる意外と重要な書類となります。
⑥管理規約等
主に分譲マンション売却の場合ですね。リフォームする際の注意事項やペット飼育について駐車場の利用に関して、他、長期修繕計画表などです。
戸建てや土地の場合は地域の申し送り事項などでしょうか?
⑦その他(結構重要です。)
取引をするにあたって伝えておいた方が良いことがあります。例えば、未相続、境界紛争、ご近所トラブルなどです。
後々、問題になることが多いので一番先に不動産会社に伝えた方が良いと思います。
⑧査定依頼フォーム(無料です。)
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